自宅療養について

毎日行っていただくこと

1 体温・脈拍測定
・1日3回(朝昼夕)、体温と脈拍(1分間)を測ってください。

2 体調確認表の記入
・1で測った数値を、体調確認表に記入してください。
・そのほかに、体調について気になることがあれば記入してください。

3 健康観察
 最初に保健所から連絡したときに決めていただいた方法により、健康観察を行います。
お手元に体調確認表をご用意ください。

【電話による健康観察】
秋田県健康フォローアップセンターによる電話
 毎日、センターの看護師が、電話で体調を確認します。

自動音声による電話
 毎日、決まった時間に電話がなりますので、音声に従って回答してください。


【スマートフォン、パソコンなどによる健康観察】

My HER-SYS(新型コロナウイルス感染症のシステム)への入力
 My HER-SYSにスマートフォン等でログインし、体調に関する項目を入力してください。
 ※初めてMy HER-SYSを利用する場合は、ログインのための新規登録が必要になります。
  新規登録に必要なID等は、お住いの市町村を管轄する保健所へお問合せください。


【その他】
○保健所から「電話、スマートフォン、パソコン」以外の方法の指示があった場合
 保健所の指示に従って対応してください。


緊急性の高い症状などが現れたら

・次の症状が現れたら、すぐに保健所か「秋田県新型コロナウイルス感染症総合案内窓口」に連絡してください。

表情・外見顔色が明らかに悪い
唇が紫色になっている
いつもと違う表情
息苦しさ等息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
急に息苦しくなった
日常生活の中で少し動くと息があがる
胸の痛みがある
横になれない・座らないと息ができない
肩で息をしている・ゼーゼーしている
意識障害等ぼんやりしている
もうろうとしている
脈がとぶ、脈のリズムが乱れる感じがする

・上記のような症状でなくても、少しでも不安に感じた場合は、保健所か「秋田県新型コロナウイルス感染症総合案内窓口」に連絡してください。(新型コロナウイルス感染症に係る医療費については、自己負担はありません。)

秋田県新型コロナウイルス感染症総合案内窓口
 電話番号:018-895-9176(8:00~17:00)
      018-866-7050(17:00~翌8:00)


自宅療養の基本(単身・同居世帯 共通)

○日常の行動
・感染拡大などの原因となりますので、外出しないでください。
・症状悪化などの原因となりますので、お酒、タバコは厳禁です。
・部屋の換気を行ってください。
・不要不急の訪問者を受け入れないようにしてください。
・置き配などを活用して、配送業者とも極力接触しないようにしてください。

○ゴミ出し
・袋を二重にして固く結んで、一般ゴミとして出してください。
・ゴミ出し時は、必ずマスク、手袋をつけて、出した後は必ず手洗いをしてください。

○薬
・飲んでいる薬がある場合は、残りの数を確認してください。
・数が足りない場合や感染中の薬の飲み方などに不安がある場合は、かかりつけ医にご相談ください。

○ペット
・ペットがいる場合は、症状が急に悪化した場合に備えて、あらかじめ親せきや知人に預かってもらうよう手配してください。

○必要な日用品などの例
健康保険証、薬、体温計(電池残量注意)、氷枕、タオル、消毒用エタノール、マスク、生理用品、ゴミ袋、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、洗剤、石けんなど


新型コロナウイルス感染症に罹患した際の症状

〇発熱、せき、咽頭痛、全身倦怠感(体のだるさ)、味覚異常、嗅覚異常
鼻汁・鼻閉、関節痛・筋肉痛など、症状が現れない人や、ごく軽い症状の人もいます。腹痛などが出現する人もおり、症状は様々です。


自宅療養の方法(同居世帯)

○最初に行うこと
・生活する場所を分けてください。個室があれば個室、なければ仕切りやカーテンなどを
使って分けてください。
・食器、タオル、シーツ等も分けてください。

○生活上の注意
・感染者は、極力個室などから出ないでください。食事も個室などでおとりください。
・感染者が個室から出る場合は、マスクをつけて手指のアルコール消毒をしてください。
・感染者、同居者ともに、こまめに手洗い、うがいをしてください。

手洗いは、石けんやハンドソープで10秒もみ洗いをした後、流水で15秒すすいでください。タオルは各自の専用とするか、使い捨てのペーパータオルとしてください。

・感染者、同居者ともに、1時間に2回、窓を5分以上開けるなど、こまめに換気してください。

換気は、窓を対角線上に開放するなど空気の通りをよくしてください。窓が小さい場合や1つしかない場合は、ドアを開けたり換気扇を回したりして、空気の流れを作ってください。


・ドアノブなど、感染者と同居者がともに触れる場所は、触れた後にアルコール消毒シートなどでふいてください。
(例:ドアノブ、電気のスイッチ、テレビのリモコン、洗面台、トイレのレバー、便座など)

消毒はアルコール消毒シートのほかに、濃度60%以上のエタノールや0.05%に薄めた次亜塩素酸ナトリウム(家庭用ハイターなど)を使ってください。次亜塩素酸ナトリウム使用後は、錆を防ぐために水ぶきも行ってください。(スプレーはウイルスが飛び散るため使用しない。)


○食器洗い
・使い捨ての食器が望ましいですが、食器洗いをする場合は、通常どおり洗剤を使用してください。
・気になる場合は、0.05%に薄めた次亜塩素酸ナトリウムに10分つけ置きしてから、通常どおり洗剤を使用してください。

○トイレ
・使用後に触れた場所(レバー、便座、ドアノブ、トイレットペーパー周りなど)をアルコール消毒シートなどでふいてください。
・換気扇を回すなど、しっかり換気してください。

○入浴
・感染者の入浴は最後にしてください。使用後は、浴室の中をシャワーで洗い流し、窓やドアなどを開けて換気してください。

○洗濯
・下痢、嘔吐など体液がついている可能性がある場合は、80℃・10分以上の熱湯消毒をしてから、通常の洗濯を行います。
・気になる場合は、分けて洗濯してください。
・色落ちなどが気にならないものであれば、薄めた漂白剤の使用も有効です。

○やむを得ず、感染者と同居者が接触する場合
・感染者と接触する人は、いつも同じ人にしてください。
・感染者と接触する人は、なるべく基礎疾患(糖尿病、高血圧、心疾患、腎臓疾患、呼吸器疾患などの病気)のない人にしてください。
・感染者、同居者ともにマスクを必ずつけてください。
・同居者は使い捨て手袋をつけてください。必要に応じて使い捨てのエプロン
(ない場合はゴミ袋に穴を開けてかぶる)をつけてください。
・感染者と接触後は、マスク、手袋を捨てて、手洗い、うがいを必ずしてください。
(手袋をしていても、手洗いは必ず必要です。)
(マスク、手袋を捨てるときは、外側に触れないように捨ててください。)

○健康確認
・感染者が自宅療養期間中は、同居者も毎日、体温測定を行うなど、健康状態を確認してください。


自宅療養の終了

療養の開始時に、保健所から療養終了の見込み日についてお知らせします。基本的には次のとおりです。

○症状が出たが、回復した方
・発症日(症状が出始めた日)から7日間経過し、かつ、症状軽快後24時間経過した場合に療養終了となります。(発症日(症状が出始めた日)を0日目として数えます。)


○症状が出ていない方
・検体採取日から7日間経過した場合に、療養終了となります。(検体採取日を0日目として数えます。)
・5日目の検査キットによる検査で陰性を確認した場合には、5日間経過後に療養終了となります。
・症状が出た場合は、保健所に連絡してください。

○症状が継続している方
・保健所に連絡して、指示に従ってください。


自宅療養の終了後に行うこと

○一般的な衛生対策の継続
療養終了後は、仕事への復帰やこれまでの日常生活に戻ることができますが、療養終了後4週間、次の点にご協力ください。
・手洗い(手指消毒)、うがいを継続してください。
・同居者がいる場合は、家でもマスクをつけてください。
・咳エチケットを守ってください。
(マスク、ティッシュ、ハンカチ、袖、ひじの内側等を使って口や鼻を押さえる。)
・毎日、体温測定を行い、発熱(37.5℃以上)がないか確認してください。

自宅療養のしおりは下記ボタンよりダウンロードが可能です。

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